アジア全体を見据えた補完体制へ

今泉勝雄=EnMan Corporation代表取締役
2013/07/26

 これまで「世界と互角に戦うには、新たな戦略が必須」「日本人PMに求められる、中国人SEとの本当の『あ・うん』の呼吸」「オフショア開発の『三重苦』」を直視せよ」「日本企業のオフショア戦略の過ち」というテーマで解説してきたが、5回目は最終章として「アジア補完体制作りの勧め」で締めくくりたい。

図1 世界のICT市場(売上高推移)
  出典:世界情報サービス産業機構

日本人の負の特性を補完する相手を

 世界のICT市場の動向は近年、米国、欧州、アジアと3極化しており、特にアジア地域の発展が大きい(図1、図2)。日本のSI企業は、欧米企業に比べ地理的なアドバンテージのあるアジア圏市場(特に中国やインド、東南アジア)で本当にリーダーシップを発揮することができるのだろうか。こう危惧するのは筆者だけではないだろう… [ダウンロード]